国土交通省は23日に2009年の公示地価を発表しました。
金融危機の真っ只中なわけですから、予想通りに全国的に大幅に下落となりました。
金融危機の真っ只中なわけですから、予想通りに全国的に大幅に下落となりました。
土地の価格を知るための基準として、いくつかのデータがあります。
公示地価や基準地価、路線価、固定資産税評価額、それに実勢価格があります。
それぞれ鑑定する場所や発表する機関、そして価格も違います。
かなりややこしいです。
公示地価や基準地価、路線価、固定資産税評価額、それに実勢価格があります。
それぞれ鑑定する場所や発表する機関、そして価格も違います。
かなりややこしいです。
そのうちのひとつが今回発表された公示地価です。
これは国土交通省が判定する毎年1月1日時点の土地価格のことで、標準地といわれる全国で約3万箇所を調査する大掛かりなものとなっています。
ちなみに路線価や固定資産税評価額は公示地価の7~8割程度が目安となります。
これは国土交通省が判定する毎年1月1日時点の土地価格のことで、標準地といわれる全国で約3万箇所を調査する大掛かりなものとなっています。
ちなみに路線価や固定資産税評価額は公示地価の7~8割程度が目安となります。
以下に今回の一部のデータを記します。
カッコ内は昨年のデータです。
例えば東京商業地は去年+12.2%で今年は-6.1%なので、去年比は-18.3%となるわけです。
カッコ内は昨年のデータです。
例えば東京商業地は去年+12.2%で今年は-6.1%なので、去年比は-18.3%となるわけです。
全国全用途平均 -3.5%(+ 1.7%) = -5.2%全国住宅地 -3.2%(+ 1.3%) = -4.5%全国商業地 -4.7%(+ 3.8%) = -8.5%東京全用途平均 -4.7%(+ 6.7%) = -11.4%東京住宅地 -4.4%(+ 5.5%) = -9.9%東京商業地 -6.1%(+12.2%) = -18.3%埼玉住宅地 -3.5%(+ 3.7%) = -7.2%埼玉商業地 -4.3%(+ 6.0%) = -10.3%
去年の今頃に発表された2008年の公示地価は、全国平均でプラス1.7%、特に東京の商業地はプラス12%でした。
2年連続上昇!二桁アップ!なんて浮かれていたのがわずか1年前。
しかし昨年末の金融危機の影響で、投資マネーの減少と景気の低迷が重なり、あっという間の大幅下落となりました。
上がりすぎるのも困りますが、下がりすぎるのも困るものです。
2年連続上昇!二桁アップ!なんて浮かれていたのがわずか1年前。
しかし昨年末の金融危機の影響で、投資マネーの減少と景気の低迷が重なり、あっという間の大幅下落となりました。
上がりすぎるのも困りますが、下がりすぎるのも困るものです。
特にマンション価格の下落が止まらないようです。
高額なマンションが売れていた去年とは打って変わり、今では値下げ合戦。
現金化を急ぐマンション業者によって一部物件では投げ売りも広がっています。
高額なマンションが売れていた去年とは打って変わり、今では値下げ合戦。
現金化を急ぐマンション業者によって一部物件では投げ売りも広がっています。
ただし、地価が上がっていたのは東京・大阪・名古屋の三大都市圏、しかも商業地や優良な住宅地。
地方はそもそも上がっていないし、それどころか現状維持がやっとの状態でした。
ですから地方にとってはやっと止まっていた地価下落が、またさらに落ち始めたという状況です。
地方はそもそも上がっていないし、それどころか現状維持がやっとの状態でした。
ですから地方にとってはやっと止まっていた地価下落が、またさらに落ち始めたという状況です。
次回は埼玉編です。
コメント
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seitaisalonoasisさま
今日、埼玉編をアップしましたので、ご覧ください。
ただしこれはお役所の査定のようなものなので、実勢価格とは必ずしも一致しません。
大体の相場としてご覧ください。
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籠原、深谷あたりの地価はどうのくらいですか?