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住宅ローン返済相談急増 ボーナス減響く

中小企業や個人の債務返済を猶予しやすくする「中小企業金融円滑化法」が昨年12月4日に施行されたのを機に、住宅ローン返済に関する大手銀行への相談が急増している。三菱東京UFJ銀行やみずほ銀行は相談件数が施行前の約5倍になり、担当者の増員などに動き出した。背景には冬のボーナスの減額でローン返済が困難になる人が増えている事情もある。 三菱東京UFJ銀行は1日平均二十数件だった住宅ローン返済の相談件数が、金融円滑化法の施行後は100件以上に増えた。みずほ銀行も12月以降、店頭などへの相談件数が夏ごろに比べ5倍以上になり、三井住友銀行やりそな銀行でも2~3倍に増えている。
日経ネット
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20100107AT2C3000B06012010.html

たまには不動産の記事を書かないと、と思っているのですが・・・
どうにも景気の悪い話ばかりで困ります。

最近では住宅ローンの審査が非常に厳しく、以前は通っていたような人でも通らない場合も多くあります。
売り手が増えると資産価値が減るという悪循環もあります。

このご時世、住宅ローンにボーナス払いを組み込むのはあまりにも危険です。
これからの増税は避けられないでしょうし、子供手当てや高校授業料無料化などはそもそも始まるかどうかも怪しいシロモノ。
こういうものを支払いのあてにするのも危険です。
支払い計画は堅実に堅実に組むのが鉄則です。

銀行は基本的に「借りてもらうのが商売」です。
借主が払えなくなったらその物件を競売にかけて貸したお金を回収します。
銀行にとっては非常にリスクの低い貸し方をしているわけです。
当然、その分借主にとってはリスクは高くなります。

不動産屋も「買ってもらうのが商売」です。
その後、買った人が住宅ローンを払おうが払うまいが関係はありません。
とりあえず買ってもらわなければ自分の仕事になりませんからね。
そのため、残念ながら、お客さんをその気にさせて多少の無理をさせても物件を買わせる業者がいるという事実はあります。

ですから、不動産屋や銀行に資金計画を任せるのは非常に危険と言えます。
最後は自分がすべてのリスクを背負う事になるわけですから、やはり自分でしっかりライフプランを設計し、資金計画を立てないといけません。

ただし、これはなかなか難しく、自分で出来る人は多くありません。
ですから当社ではファイナンシャルプランナーと提携しており、希望者には自身の資金計画を十分に検討してもらっています。
無料で相談に応じているので、是非ご利用ください。

住宅資金の贈与税非課税の拡大やフラット35の金利低下、物件の価格低下など、住宅を買うには非常に有利な状況です。
「無理してでも買え!」という気持ちはまったくありませんが、購入を考えている人にとってはチャンスであることは間違いないところです。
考えている人はしっかり検討してみてください。



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この記事を書いた人


肉とジャンクフードをこよなく愛する男。本職は籠原の不動産屋さんです。
【籠原の不動産屋さん】紀ノ国商事株式会社
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コメント

  1. ダニエルさん より:

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    PASS:
    オフ専温泉さま
    収入が減り物件の価値が下がっても、ローンの残高は以前のままですから、そういう人は非常にきついですよね。
    新財務大臣に彼をもってくるのを見て、これ以上悪くしないでくれれば奇跡的って思ってます。

  2. OFF専ON泉 より:

    SECRET: 0
    PASS:
    バブル~10年たった頃に買った方が一番苦しいみたいですね
    例えば今ならば2500~3000万円位で買える場所が
    当時は4000万円~以上とか

    ボーナスが出ない 出ても半分
    給料は2~3割カットとか

    この先1~2年本当にどなってしまうのでしょうか?