2020年12月31日で太平洋セメントの秩父鉄道三ヶ尻線が廃線となりました。
「もうこの踏切で引っかかることもないのか」なんて思ったりもしましたが、ここで一つ疑問が。
廃線になった踏切で一時停止の義務は有るのか?
遮断器はあってもバーが無いのは踏切と言えるのか?
ここは遮断機すら無い。
そもそも列車は来ないよ?
となれば一時停止しないで通り過ぎても危険は無いはず。
ネットで調べても明確にはわかりませんでした。
となれば聞きに行くしか無い、熊谷警察署に。
結論から書くと
一時停止の義務はあり
とのことです。田舎の方には遮断器のない踏切も有るので、遮断器の有る無しは関係なし。
列車の通行の有無も関係ないそうです。
線路が有る限り踏切扱いなので、一時停止しなければいけないということです。
そして線路が撤去されれば踏切では無くなります。
三ヶ尻線の踏切を通るたびに気になっていたのですが、おかげさまでスッキリしました。
コメント
5月末時点で鉄道路面が砂で埋められて、電車が通れないように柵も設置されていて、道路標識も撤去されているので、一旦停止義務は解除されていると考えますが、いかがでしょうか?
たびたび失礼します。先ほどコメントを書き込んだものです。
検索すると横浜市の踏切廃止の事例などが見つかりまして、やはりこの記事にある通りレールが付設されている限りは一時停止しないといけないようですね。大変失礼しました。
予算的な問題があるとは思いますが列車が通らないからには、一日も早くレールを撤去してほしいものです。
MYさま
・柵ができている
・レールが物理的に切られている
・通行部分が砂で埋められている
のは確認しています。
通行部分がレールにあたるのか、解釈が難しそうです。
これはまた警察署に聞きに行かねばなりませんね。
でも停止線は消されてますよね。
なので停止しない車が多数いますね。
MKさま
警察署に行って聞いてきました。
明日の記事をお待ち下さい!
大変参考になりました。有難うございます。ついでにもう一つ、教えていただければ助かります。
高崎線とセメントの引込線の合流地点は、踏切の遮断機が高崎線のところまで移動していますが、どこで一時停止し安全確認をするのが、交通法規てきに正解なのでしょう?。ご教授頂ければ幸いです。
もちださま
現地を確認はしていませんが私の考えを書きます。
警察署に聞きに行ったときに教えていただいたのが「とにかく線路があれば一時停止」ということです。
踏切の有無は関係ありません。
なので今回のケースでは一時停止をするのはあくまで線路前だと思います。