お知らせ
2024.04.02

不動産業者の選び方:売却編

基本的に不動産を売却する方法は2通りです。
直接、購入者に売却する方法と、不動産業者に媒介してもらって売却する方法です。
直接売却の場合、一番条件が良い相手に売ればいいでしょう。
たいていの場合は一番高く買ってくれる相手に売るのが一番良いです。
これは単純な話です。
もうひとつは不動産業者に媒介してもらって売却する場合です。
これは売主が売り出し価格を決めて、不動産業者に販売活動を任せると言うものです。
ではどうやって売り出し価格を決めればよいでしょうか?
不動産には相場と言うものがあります。
現在の需要と供給のバランスによって大体の相場は決まります。
条件が良ければ高く、悪ければ低くなります。
これは残酷なほどきっちり決まってしまいます。
しかし、専門でない人にはこの相場と言うのがなかなか読み取れません。
相場より高い価格で売り出せばいつまでも売れませんし、
低い価格で売り出せば、すぐに売れるでしょうが、損してしまう事になります。
そのため、相場を知っている不動産業者に頼んで、物件の査定をしてもらいます。
頼む時はなるべく複数の業者に依頼しましょう。
単独の業者だと相場を読み違える場合があります。
もちろん、あなたが信頼できる業者の場合は、その限りではありません。
これで自分の不動産のおおよその相場がわかります。
思ったより高い場合もありますし、自分の希望する価格に届かないこともあります。
相場がわかれば、今度は販売活動を任せる業者を決めます。
しっかりした査定を行い、販売力のある業者に任せましょう。
ここで注意する点があります。
大切な不動産ですから、出来るだけ高く売りたいのは当たり前のことです。
ですから、「一番高い査定をした業者に任せれば高く売れるのでは?」と思うのも無理はありません。
前述したとおり、不動産には相場と言うものがあります。
これを無視してしまうと、売れるチャンスはかなり少なくなります。
しかし、自分のところに任せてもらいたいために、相場より高い無理のある査定をしたり、「絶対売れます」「すぐにお客をつけます」などと無責任に言う業者も存在します。
こういう業者は最初は良いことしか言いません。
いかにも高く、すぐに売れそうなことを言います。
しかし、相場より高い物件が簡単に売れることはまずありません。
「問い合わせがきた」「お客を案内した」などと売れそうな雰囲気にはなるけれど、なかなか売れません。
「売れそうな雰囲気」などは簡単に演出できてしまうのです。
そして、いろいろな理由を言うのだけれど、結局売れないということになります。
最終的には、相場かそれ以下の価格で売ることになるでしょう。
ですから、販売を依頼する業者選びは慎重に行いましょう。
不動産の価格の査定は非常に難しいです。
査定結果について、納得できる理由をきちんと説明できる業者は信頼できるでしょう。
良いことばかり言う業者には注意するようにしましょう。
また、任せた業者がどうもおかしいと思ったら、他の業者に依頼しましょう。
媒介契約の期間は最長で3ヶ月です。
その期間が終われば他の業者に乗り換えることが出来ます。




     
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