毎年毎年「今年こそ見に行こう」と思ってるのに気が付くと終わっている。
そんな「江南のホタル」をようやく見に行ってきました。
やってきたのは夜の7時半頃、江南総合文化会館「ピピア」です。
江南では他にもホタルが舞う場所があるとのことですが、駐車場が無いので、他所から来るならここがベストかと。
「熊谷市ほたるを保護する会」の方々が駐車の誘導や説明をしてくれます。
ここに居るのはゲンジボタルで、舞うのは20時~21時くらいとのこと。
ピークは例年だと6月中旬なんだけど、今年は暑かったために6月上旬だったみたい。
そして蒸し暑い日によく舞うんだって。
ささやかながらホタル基金に募金を。
ホタルバッジをもらいました。
そして小川沿いに歩きます。
けっこう暗いけど、ライトなどを持ち歩くのは禁止なので、慎重に歩きましょう。
写真撮影は携帯やコンデジなんかじゃ全然無理なのでこれ以降は画像なしです。
ちなみにホタルは他の光に弱いため、ストロボを焚くなんてもっての外です。
最初は小川の隅から隅までじっくり見ていったんだけど、それじゃあなかなかホタルは見つかりません。
光ってくれれば遠くからでもよく見えるので、ある程度広い視野で歩いたほうがいいです。
ぶらぶら歩いていると所々に淡く儚く光るホタルが。
おお~、いたよ、いたよ!
私は光っているホタルを見るのは初めて。
感激です!
でも草の陰にいる場合が多いので、ちょっと見る角度を変えると見えなくなっちゃうのが残念。
しばらく行くと、ホタルが川から出て道路の上を私の方に飛んできました。
手で掴めそうな距離まで近づいてきて、私の周りをしばらく旋回し、そして遠くに飛び去る一匹のホタル。
何かを伝えたかったのだろうか、それとも気まぐれか、その時だけ自分の時間の流れがスローになったような、すごく不思議で夢の様な一瞬でした。
その後は雷は鳴るし雨は降ってくるしで30分ほどで帰ってきました。
それでも20匹くらいは見られたかな?
いいものを見せていただきました。
籠原の別府沼公園や妻沼の備前渠用水などでもホタルは見られるようです。
今週土曜日が別府沼ホタル祭りかな?
これは是非とも行って見なければね。
なお、ホタル観賞のマナーとして、以下のことはしっかりと守りましょう。
・路上駐車や大声で騒いだり、ごみのポイ捨てなどは絶対にやめてください。
・鑑賞する場合、照明もなく真っ暗で、水路等がありますので、事故等には、十分注意をしてください。
・「ホタル」や餌となる「カワニナ」を捕まえることは条例で禁止されています。
・ホタルは光に弱いため、懐中電灯、フラッシュなどは使用しないでください。